2018年に、出演したシンポジウムのお話です。
元東京都知事で、現在、参議院議員の猪瀬直樹様からお声がけいただき、
日本文明研究所 第13回シンポジウムでテーマ「五感を研ぎ澄ます――日本古来の香りと音とは？」で
音の担当として クリスタルボウル を奏でました。
猪瀬直樹様とは、NPO法人原典「平家物語」を聴く会で
私がクリスタルボウル演奏をした際に、ご縁を頂戴しました。
平家物語と言えば、冒頭の「祇園精舎」では、
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」とはじまっています。
実は、その鐘の音が、NPO法人原典「平家物語」を聴く会、代表橘幸治郎様によると、
「＜祇園精舎の鐘の声＞は諸説ありますが「無常堂」の四隅にある水晶の板が
触れ合う音だとされています。「無常堂」で死を間近にしたお坊様が、
この音で静かに穏やかに浄土に導かれるというのが、
「諸行無常の鐘の声」と言われています」とお教えいただきました。
驚きです！
あの有名な「祇園精舎の鐘の声」が水晶だったとは！
鎌倉時代から水晶の音を愛でていたのです。
とても興味深いシンポジウムだったので、
シエアさせていただきます。
当日は、日本古来の香りと音とは？というテーマで
香りは、室町時代に初代志野宗信が京都で始めた香道は
現在まで一度も途切れることなくその伝統を継承してきた
志野流香道の蜂谷宗 ・若宗匠より、
聞香について実践を交えてご教授いただきました。
音は、麻実から、諸行無常に絡ませて、
クリスタルボウル演奏をさせて頂きました。
当日の映像は下記のサイトからご覧いただけます。
＊ページ中程の「動画はこちら」をクリックするとどなたでも
無料でご覧いただけます。
クリスタルボウル演奏は、1時間35分位からとなります。
よろしければ、ご覧になってください。
感想もお待ちしております＾＾
【2018年8月28日 日本文明研究所第13回シンポジウム 五感を研ぎ澄ます――日本古来の香りと音とは？】
https://japancivilization.org/jp/symposium/2018-08-28-symposium/??
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